The酒場2009 5/31 File No.21
「大阪 Big Cake」by saketomadamtosakuratotaiko昨夜は悪い夢を見た。
が、気分はいたって爽快、いい酒だったのだ。
商人の街、近江八幡を少し歩いて、レトロな喫茶店に入ってコーヒーを飲む。同行者二人は、BGMのマイルスに聴き入って昔を懐かしんでいる様子。あたしはマイルスあまり知らない。いや、知らないとナメられるから少しは聴いたことががあまりいいと思ったことはない、カオはいいと思う。オシャレでカッコいいな、とも思う。あ、いいと思うってそういうことかもしれない。
肉屋で近江牛のコロッケとメンチカツを買う。
いざ、出陣。大阪へ。
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着いた。大阪、ビッグケーキ。今回の旅は、居酒屋、酒蔵、そしてバー だ。
「う~、いい天気、ビール飲みたい。」
「じゃ、日が明るいうちに飲みにいきますか。」
「いきましょ。」
「いこう。」
「いくぜ。」
・・・気の合う マダムと桜と太鼓。
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大阪でもディープな街、大正にわざわざ繰り出す。
最後の夜だ。
みんな気合入れて店を探す。
SとOのコンビネーションは抜群で、やつが右ならおいらは左、と、とにかく いい 店を探す。
いい店とは。
1.安い。
2、地元臭い。
3、地元庶民がワキアイアイとなごんでる。
4、ヒトとヒトとのやりとりがある。
5、ちょっとした泣かせるツマミがある。
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と、書き出すとキリがないが、たぶん、ココロは三人とも同じ。
だから 一生懸命。
ハズすワケにはいかないのだ。
最後の夜を、
・・・楽しみきるのだ。
・・あいたたた、
・・今日は 日曜日。
・・いい店は、日曜日、・・・休みなのだ。
泣きそうになりながら、それでも本日探し当てたいい店、串カツやののれんをくぐる。
よかった、まだ外は明るい。
なんの話をしようか、考えることなく、
話ははずむ。
なんだか うれしい。
さ、いこか、ライブ。
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大阪のともだち、大西ユカリ嬢が来てくれて、今度絶対なんかやろう、と固く誓いあう。あ~、このヒト、やっぱスゴいヒトやな、会ってしゃべってるとみるみるまに元気になってく。自慢のともだちや。
ライブ終了後は、外のテラスで飲む。
DJやってくれたシカゴロックの音がキモチええ。レコードや。
このまま ずっと飲んでいたいけど、もう、倒れそう や。
連日 飲みすぎや。
ワレ、アホとちゃう?
アホでけっこう、アホじゃない人生なんてキョーミないのさ。
ほーんと ドアタマにくることあるけど、
カネ、ほしーけど、
生き抜いてやるのさ。
あなたの街にどうですか?
・・・・・マダム ギター。
・・・ちがうちがう、酒とマダムと桜と太鼓!
・・旅は道連れ 世は情け。
・・・地球の上に朝が来る、その裏が~わは夜だった ~
・・唄はすばらしいな、
・・・今夜もまた、明日もまた。
by madam-guitar | 2009-08-02 17:51