時空・いわき20170115

父の判断は正しかった。

昨夜は 我ら家族は山の家へは到底帰れなかった。

猛吹雪だったのだ。


やさしいやさしい、じょにいの家に宿泊させていただき暖をとって眠った、ありがたいことに☆

北のやさしさは目に染みるなあ。
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いわきへ。


一瞬、平和な東北道福島西インター、

さて、


大寒波クライマックスは いよいよ始まるのであった。

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郡山へ入るあたりから景色がおかしい…



すべてが白いのだ。

我ら家族は、今回タイムカプセルに入ったり 一瞬凍ってみたり 歪んだ時間の中に入ったり いろんな経験をしたのであるが、


♪あ、テレビもねー 電気もねー ラジオもねー

もとい、

♪景色もねー 車線もねー 段差もねー 遠近ねー 目の前ねー


<ホワイトアウト>。

夢の中でも現実でもない、

恐ろしい世界の中で しばし 翻弄され続けるのであった。


山勘で東北道から磐越道へ分岐する。

吹雪をワイパーでよけるも ワイパーが機能しなくなった。

吹雪が一瞬にして凍ってしまうので それがワイパーに付着してどんどん大きな氷となり、ワイパー動かしてもフロントガラスに氷がゴンゴンとぶち当たるだけなのだ。

ワイパーで避けられない吹雪はフロントガラスでどんどん付着して凍ってこれでもかというほどの<白>になっていく…


そして何も見えない、

深い深い

ホワイトアウトの中へ。


・・み、み、見えない、父さん兄さん、見えないよ


山勘でサービスエリア見つけて入り、父さんと兄さんにワイパーに強力に付着してしまった氷を素手ではずしてもらった。

気を取り直して周りの車を見れば みな同じことをしていた。

この動作を何度も何度も繰り返し、太平洋側のいわきに近づいてゆくに従い、

氷点下七度だった外気は少しずつ気を取り直し、

トンネルをひとつ抜けるたびに一度ずつ上昇していって、

最後の長いトンネルを抜けると、




〜^`〜

雪のない山の後ろからSTEELguitarの音がして、


さらにその後ろの山の上からすべてを包み射す真夏のような太陽の日差し!


天国だった。


常磐ハワイアンセンター恐るべし。

いわき、恐るべし、快晴。


裸で踊り出したくなった。



ホワイトアウトで 忌のふれたわたし♪

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眩しすぎる太陽を日差し避け全開で避けながら いわき駅目指す。
眩しい。

ああ、



何も食べていなかった、お腹が空いてきた。

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予定時間遅れて会場<バークイーン>に到着。

地元バンド<十中八九>との合同演奏リハーサルもある、ホワイトアウトしながら オエー と叫ぶ。そういう曲だから致し方ない、ましてや自分で作った曲だ。


さすがに気持ち悪くなってきた。
しかし、もう時間も感覚も身体も歪んでいるので、

なんだか訳のわからないままサンドイッチを口に放り込み、

いろんな服を着たり脱いだりしながら

本番を迎えることになった。

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兄がウインウインとまた例のレバーを操作するので、

そのたびにわたしは軽い痺れを感じながら、


見えない音の世界へ入っていった。

糸の見えない操り人形だった。

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夕暮れ。

ライブは真昼のライブだった。


もう何がなんだかわからない。

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加藤さんの店へ。

シャブリのワインと生ハムが美味しくて、



あ、



・・また、きた、例の痺れ。



時計でいうと 7時間飲んだ。

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迎えに来ていただき、

ビュー

っと風の音がする海側の秘密基地でさらに飲んだ。

パジャマ姿の女子高校生が現れて、

岡地さんがそこにいることにいたく興奮、


一緒に写真を撮った。


・・今夜は風の音がすごいな


ビュー


・・・本当にビュー って音なんですね、風って。


・・ひとつひとつ名前があるのですよ、風。


・・・家族ですかね、みんな。



・・移動性の家族ですよ。




・・ずっと 生きているのです。
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by madam-guitar | 2017-01-18 17:16  

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