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在庭坂通信

「9月27日、あるいは28日」

27日夜がはじまったばかりの時刻に在庭坂を出発、暗い東北道を走る。
途中、甥っ子からのメール、あいかわらず絵文字ばかりだ、幼稚なのだ、同い年のこは彼女がいるというのに。
あんなに睡眠とったのに運転すると眠い、那須高原あたりで仮眠、起きたらますます夜が暗い。
寒い。
今日は、在庭坂でも福島でも栃木でも寒い、全国的に寒いのだ。
車内、ヒーターを入れた。
途中、パンを食べる。
夕食食べていなかったのだ。
外気、少し温度が上がる、いよいよ都内だ、それにしても寒い。
深夜、実家に到着。
ゆっくり荷物を降ろす。
ゆっくりと。
ウィスキーを飲む。
おなかがすいていないのでかっぱえびせんつまみながら。
そのまま眠くなった。

起きたら快晴。
あたたかな秋晴れだ。
そうだそうだ、
元気かな、にょん三郎は。
少し土にもぐったまま固まっていた。
いつものように少し水をかけても動かなかった。
カブト虫が死んでしまった。
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by madam-guitar | 2018-09-30 14:44  

在庭坂通信

「新宿」
在庭坂から車で福島駅路地裏あたりの一泊500円の駐車場に車を泊めて魚屋で巻き寿司とお茶を買って福島駅西口某銀行ローンセンター裏にある格安バスツアーの停留所に滑り込み汗をかく。

豪華三列シートのまん中に座り両側からカーテンを閉められる汗は止まらない。

前の列はしなやかな身体の韓国人男女のカップルカーテンは閉めない。

久しぶりに晴れたバスツアーで東京に行くんだ新宿のバスタの四階が終点食欲無し。

カーテンを開けられた巻き寿司を食っていたのに隣りの女性は色白で目をそらされた巻き寿司はスピードアップして放り込まれ醤油かげんは適当に。

それはそれは急だった。

高層ビルがアスパラガスのようにいろんな角度から生えてきてあと10分で新宿ですってアンプリファイズされた中低音に響きを感じ巻き寿司バラバラ。

到着しましたのアナウンスでよく見るとバス車内は若者だらけすべるように降りてそれぞれの色のスーツケースを握りさらにすべってゆくそこにひとりの老嬢発見ゆっくり近づいてゆくも老嬢はハンドバッグから白い羽根を取り出し背中に手際よく装着してひとり空中を徘徊するのであった

平衡感覚を失いながらわたしはカラフルなスーツケースとスマホの光の波にのみ込まれてゆくひとの流れは一方方向で逆らうものはだれひとりとしていず新宿駅南口へ押し流されてゆくのであった

そこは新宿駅南口やっと人はさまざまな方向へ分かれてく

目の大きな布をまとった小柄な中東あたりの女性にまとわりついているのはたくさんの子供だった

わたしはあらゆる感覚を麻痺させ軽く会釈するふりをして

渋谷へ向かった。
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by madam-guitar | 2018-09-06 14:17  

在庭坂通信

「続・平和を口にする男」

平和を口にする男
犬がすきだ

平和を口にする男
あるいは猫がすきだ

平和を口にする男
大抵虫を愛す

平和を口にする男
自営業に多い

平和を口にする男
釣りがすきだ

平和を口にする男
いいやつではないか

平和を口にする男
問題なのは誰も聞いてないということだ

平和を口にする男
もう平成は終わって

平和を口にする男
あんたの時代じゃない
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by madam-guitar | 2018-09-06 02:22  

在庭坂通信

「平和を口にする男」

平和を口にする男
大学を卒業、もしくは中退

平和を口にする男
離婚歴一回

平和を口にする男
どちらの立場にも立たない

平和を口にする男
したがってどちらにも信用されない

平和を口にする男
金は人任せ、とくに経費は人任せ

平和を口にする男
すぐに家に帰る、もしくは部屋に帰る

平和を口にする男
音楽家に多い

平和を口にする男
奥さんに何をやらせたのか?

平和を口にする男
平成をどう思う?

平和を口にする男
とにかく自分の部屋が汚い

平和を口にする男
奥さんに何をやらせたのか?

平和を口にする男
死んでほしくはない

平和を口にする男
志願しないでほしい

平和を口にする男
残された者が

平和を口にする男
平和なんかじゃないってこと

平和を口にする男
なんにもわかってない

平和を口にする男
口になんかするな

平和を口にする男
平和を口にする男
平和を口にする男
世の中からいなくなれ
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by madam-guitar | 2018-09-06 02:12  

在庭坂通信

「山ねずみ」
カブト虫と共に山ねずみを飼っている。
というと聞こえがいいが、一匹家の中に迷いこんでしまってかれこれ一ヶ月たつ。
品のいいねずみで、我々の食べものにはいっさい手を出さず、どうやら蟻を食べて生きている。蟻退治になるからいいようなものの、では次は猫を飼うことになるのか(笑)
なので、直接の被害はというと、時々サーっと走り去るのにびっくりすることと、ねずみのフンが落ちているとガーンとすることくらいだ。
とても美しいねずみなのだ。
ハムスターだとかわいいイメージで、どぶねずみだと汚いイメージがするのは人間の勝手だ。

在庭坂の家、いよいよ各種生きものが行き交い、秋はカーニバルか♪鹿肉もあるしね。
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by madam-guitar | 2018-09-05 11:07